消化器病専門医として癌をはじめとした、消化管の疾患(炎症、ポリープ、潰瘍など)を内視鏡検査、超音波検査などで診断、発見し疾患に適した治療を行います。
当院では、多機能、高画質な超音波診断装置で検査の質を高め疾病のスクリーニング、疾病の早期発見、早期治療を行えるよう超音波(Xario 100)新機種導入し診断を行っています。
当院ではオリンパス内視鏡(EVIS LUCERA ELTTE)システムと経鼻内視鏡の新機種を導入しています。
最新の内視鏡によるNBI(狭帯域光観察)や色素散布法を用いて疾患の早期発見に努めます。
ヘリコバクタ・ピロリ菌の診断と除菌療法、ポリ-プが見つかった際には、その場で切除いたします。
器官 | 主な疾病 | |
食道 | 食道がん、静脈瘤、食道炎、胃食道逆流症 など | |
胃 | 胃がん、ポリープ、急性胃炎、慢性胃炎、胃潰瘍 ヘリコバクタ・ピロリ菌 など |
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十二指腸 | 十二指腸潰瘍 など | |
小腸 | 小腸腫瘍、腸閉塞 など |
・夕食は軽めに
・午後9時以降は飲食禁止(水はOK)
・食事、薬、喫煙は禁止(水はOK)
1.胃の中をきれいにする消泡剤を飲みます。
2.のどの麻酔薬をしばらくのどにためた後、
ゆっくり飲み干します。
3.検査台の上に左側を下にして横になります。
4.のどにスプレーで麻酔をした後、マウスピースをくわえます。
5.内視鏡をマウスピースを通して挿入。
6.モニターで観察します。約5~15分で終了します。
鼻からカメラを挿入します。
経口に比べ、ほとんど吐き気を催すことがなく、鼻腔内に麻酔剤を塗布するので痛みもほとんどありません。
・しばらく休んでから帰りましょう。
・車の運転は禁止です。(翌日からOK)
・飲食は1時間後から可能です。
(組織やポリープをとった場合は刺激物、飲酒、コーヒーなどは2~3日避けてください。)
・激しい運動は避けてください。
・お風呂はシャワー程度にしましょう。
近年、男女ともに大腸がんの増加が目立っています。
食生活の欧米化により、肉類などの高脂肪食品を食べる回数が増えたことが関与していると考えられています。
便秘、下痢、排便時出血などの症状のある方は、40歳になったら大腸内視鏡検査を受けましょう。
段階によっては内視鏡による処置での治癒も可能です。
・当院では炭酸ガス送気装置を導入しております。
炭酸ガスは吸収が早いため、苦痛の原因であった、大腸内視鏡検査の際のお腹の張りはほとんどなくなりました。
器官 | おもな疾病 |
大腸 | 大腸がん、ポリープ、急性虫垂炎(盲腸)、過敏性腸症候群、 炎症性疾患、腸閉塞、痔 など |
・消化のよい食事を通常どおり食べていただき、9時以後の絶食。(果汁以外の水分はOK)
・早めに就寝しましょう。
・食事、薬、喫煙は禁止(果汁以外の水分はOK)
1.下剤を数回に分けて2リットル程度飲みます。
(下剤は制限がありますが、好きな水分で飲める錠剤もあります。)
2.液体の便がでるまで排便してください。
3.検査着に着替えてください。
4.検査台に横になってラクにしてください。
5.鎮静剤、腸の緊張をやわらげる薬を注射します。
6.肛門から内視鏡を挿入します。
7.モニターで観察します。数十分で終了します。
・しばらく横になって休んでいただきます。
おなかが張ってくるので、オナラをどんどんしてください。
・車の運転は禁止です。(翌日からOK)
・飲食は1時間後から可能です。
・激しい運動は避けてください。
・お風呂はシャワー程度にしましょう。
・便に少量の血が混じる場合があります。
肛門疾患には、大きく分けて「内核痔(いぼ痔)」「裂痔(切れ痔)」「痔ろう(あな痔)」があります。
保存的治療、結紮(けっさつ)療法やジオン注射を用いた硬化療法を行います。
場合によっては手術が必要です。いずれも早めの診察、治療をおすすめします。
症状が比較的軽度な場合に坐剤・軟膏による治療、または内服薬による治療です。主に切れ痔の治療となります。
内痔核(いぼ痔)の治療です。痛みの神経が少ない痔核部分にジオンと言う薬を注射し、いぼを固めて自然に落とす治療ですので体の負担が軽くてすみます。但し内痔核(いぼ痔)の進行度によりジオン注射による治療が行えない場合があります。 このジオン注射による治療は、決められた講習を受け手技を習得した医師のみが行うことができる治療法です。
肛門の外に出たままのいぼ痔、痔ろうは手術による処置が必要です。当院では日帰り手術を行っています。
お困りの方ご相談下さい。
アテローム(粉瘤)などの皮下腫瘤の日帰り手術が可能です。